中央線の風景です。

中央線(電車区間)は東京−高尾間の線区で、オレンジ色の電車が走っています。東京−名古屋間の中央本線の一部です。
1時間に1本程度は高尾より先の大月まで運行されています。またその一部は、富士急行線に乗り入れて河口湖まで運行されます。

朝夕の時間帯は東京方の一両が女性専用車です。2両目以降の混雑が増したような気がします。10両編成から11両編成にして、追加した1両を専用車にするのが良いと思います。
ホームにある特急の乗車位置を示す案内がLED表示板です。しかも電車によって位置が違うので横に動くことがあります。直前に来る人には分かりやすいのでしょうが、自由に乗るために早めに来て並ぶ人には分かりにくいでしょうね。

中央線の快速は長年古いオレンジ色の電車(201系)が使用されていましたが、殆ど新しい電車(E233系)に変わっています。液晶表示が付いていろいろな情報が流れるので飽きないですね。
写真上は八王子駅に停車中の東京行き電車です。長年おつきあいした、このオレンジ一色の車両も見られなくなり寂しい限りです。
写真中は「あずさ」と「むさしの号」です。写真下は八王子駅停車中の「日光号」と「お座敷列車」です。




中央線から見える富士山です。左は西荻窪あたり、右は多摩川を渡る車窓からです。




中央線のホームからではありませんが、中央線電車が写る風景です。さてどこでしょうか。下はそれぞれ違う駅です。




 横浜線の風景です。

横浜線は、八王子から東神奈川までの42.6kmの路線です。2008年で100周年を迎えます。山手線と同じステンレス製で帯が黄緑の電車(1世代前、205系)が走っています。昼間は快速が桜木町まで走っていますので、時間的には東京に出るよりは早く行けます。
毎日ではありませんが、特急「はまかいじ号」も走っています。横浜の「はま」と甲斐路の「かいじ」です。
写真上段右は試運転電車と並んで八王子駅に停車中の横浜線電車です。




横浜線から見える富士山です。左は片倉駅上りホームから、右は片倉から八王子に向かう車窓からです。




 相模線の風景です。

相模線は、茅ヶ崎−橋本間を走る33.3kmの路線です。朝夕の一部の列車が八王子まで直通運転を行っています。橋本駅では横浜線と停車ホームが違うので注意が必要です。
全線単線で、途中で交換の為の停車があるので路線長の割には時間がかかります。
車両は相模線用に設計された205系500番台が4両編成で運行されています。停車時間が長いので、ドアは開閉ボタン付の半自動です。
写真左は八王子駅に到着する電車です。横浜線の運転席からの眺めです。




 京王線の風景です。

京王電鉄の京王線は京王八王子から新宿までの 37.9kmの路線です。東京の「京」と、八王子の「王」から京王です。調布駅から分岐して多摩ニュータウンを通って橋本駅に向かう相模原線もあります。
京王線のレール幅は1,372mmと国内では珍しい軌間です。これは大正2年の新宿近辺の路線が開通した当時、東京市街鉄道(後の東京市電の一部)と乗り入れをしていたためのようです。

八王子から都心に向かうには中央線と京王線が競合しており、時間と料金の鬩ぎあいをしています。関西では京都−大阪間でJR西と阪急と京阪が、大阪−神戸間ではJR西と阪急と阪神とが競っており、サービス合戦を繰り広げています。
渋谷−横浜間でもJR東の新宿ライナーが出来てから、東急のダイヤ編成に影響を与えたようです。利用者にとって競争があるのは良いことだと思います。

写真上右は多摩川を渡り聖蹟桜ヶ丘に向かう電車です。




 八高線の風景です。

八高線は、八王子から倉賀野までの92.0kmの路線です。高麗川以北は非電化区間ですが、以南は電化され209系電車が走っています。以前は103系もありましたが、今は見かけません。停車時間が長いので、ドアは開閉ボタン付の半自動です。
写真は八王子市の待機線に停車中の八高線電車です。横を中央線の特急かいじが通り過ぎています。




八高線の駅はいずれも懐かしい佇まいを見せています。まるで模型を見ているようです。子供の頃が思い浮かびます。